3/28(土)から開講の日本語教師を目指す試験対策講座、受講者募集中!

令和6年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(13)解説

令和6年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(13)解説

(13)「そうです」の用法

 「~そうだ」は<伝聞>と<推測>の意味があります。

 (1) 彼は仕事をやめるそうだ。 <伝聞>
 (2) 雪が降りそうだ。     <推測>

 各選択肢がこのどちらかを見ていくと一応全部<推測>の用法なんですが、多少使い方と意味が違います。
 ①無意志的な動詞につくと、それが発生する可能性が高く、またその事態が発生することに関して緊迫感を表すことがあります。
 ②意志的な動詞につくと、それが発生する可能性が高いことを表します。この用法のときは基本的に話し手自身のことには使いません。

 つまり、無意志動詞か意志動詞かで問題が解けます。

 1 「開く(あく)」は無意志動詞 → 緊迫感
 2 「崩れ落ちる」は無意志動詞 → 緊迫感
 3 「入る」は意志動詞
 4 「消える」は無意志動詞 → 緊迫感
 5 「降り出す」は無意志動詞 → 緊迫感

 選択肢3だけが意志動詞なので②の用法。それ以外は①の用法です。また、選択肢3は意味的には可能に近いです。つまり「入ることができる」のように言い換えができます。それ以外はできません。

 1 ✕穴が開くことができます
 2 ✕机の本が崩れ落ちることができます
 3 〇観客がたくさん入ることができます
 4 ✕火がもう消えることができます
 5 ✕雨が降り出すことができます

 答えは3です。




コメント

コメント一覧 (1件)

  • こんにちは。いつも参考にさせていただいております。
    こんな風に考えてみました。
    推量の「そうです」の中を細分化するなんて、試験問題とはいえどこまで勉強したらいいんだろうと。
    これからもよろしくお願いいたします。

    1245は 見ての予想➡私じゃなくてもだれが見てもそうだと思う。じきに起こることの警告。
    3は 見ての予想➡観客がたくさん入る というのは私がそう思った という個人的見解

ヨシザワ ヒロミ へ返信する コメントをキャンセル