6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

【敬語練習問題】(87)動詞連用形を用いて作る謙譲語Ⅰ

【敬語練習問題】(87)動詞連用形を用いて作る謙譲語Ⅰ

動詞連用形を用いて作る謙譲語Ⅰの形として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 「お(ご)……になる」
 2 「……(ら)れる」
 3 「お(ご)…くださる」
 4 「お(ご)……する」











解説

 動詞連用形とは「食べる」に対する「食べ」、「書く」に対する「書き」のことです。後ろに「ます」が付けられる形だから日本語教育ではマス形と呼ばれます。これを接続できる謙譲語Ⅰの形を探します。「持つ」の連用形「持ち」で見ていきます。

選択肢1

 「お持ちになる」と接続できますが、これは尊敬語です。

選択肢2

 「持ち(ら)れる」などと言えないのでこの選択肢は間違い。

選択肢3

 「お持ちくださる」と言えますが、これは尊敬語です。

選択肢4

 「お持ちする」と言えますし、「お持ちする」は自分から相手に向かう行為なので謙譲語Ⅰ。
 これが答え。

 答えは4です。




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