6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

【練習問題】(729)命題とモダリティ

【練習問題】(729)命題とモダリティ

文は命題とモダリティに分けられる。命題とモダリティの記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。

命題 モダリティ
その文の客観的な意味内容を表す部分 その文の話者の主観を表す部分
その文の話者の認識や判断を表す部分 その文の聞き手に対する態度を表す部分
その文の真か偽で判断可能な部分 その文の真か偽かで判断できない部分
その文の述語の意味を補う部分 その文の述語部分











解説

 その文の客観的な部分を命題、主観的な部分をモダリティと言います。
 例えば「彼は学生らしいよ」では「彼は学生」が命題部分で、「らしいよ」がモダリティ。モダリティは話者の主観が含まれます。この場合は「らしい」は伝聞、「よ」は聞き手に対する情報提供です。
 命題は客観的意味内容を担いますので脚色のしようがありません。

 したがって答えは1です。




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