日本語教師を目指す方向けの試験対策講座が4月5日(土)から開講! 受講者募集中

2025年4月開講【日本語教師を目指す試験対策講座】のお知らせ

 ※定員に達したため、本年度の募集は終了いたしました。(2025/03/27)

目次

2025年4月開講【日本語教師を目指す試験対策講座】のお知らせ

 毎日のんびり日本語教師では、2025年4月5日(土)から日本語教師を目指す方向けの<日本語教員試験>や<日本語教育能力検定試験>合格に向けた試験対策を開講します!

 本講座では言語学の全分野<音声学><音韻論><意味論><形態論><統語論><語用論>と応用分野<社会言語学>の基礎的な内容に触れながら、試験に出題される範囲について学んでいきます。全分野を網羅する形をとるので、初学者でも言語学や日本語学に馴染めます。

 試験問題に対応できる基礎知識と解くための考え方を身に付けるため、練習問題を解きながら一歩一歩学んでいきます。ところどころ深掘りしながら応用知識にもたくさん触れて、日本語教師になった後にも役立つ知識が学べます。

講座内容

 講座では以下の内容について学んでいきます。<日本語教員試験>や<日本語教育能力検定試験>に出題される部分だけを重点的に取り上げています。

音声学
(phonetics)
母音、子音、声帯振動、調音点、調音法、口腔断面図
音韻論
(phonology)
音素、異音、音韻変化(連濁、母音の無声化、母音交替など)、モーラ、アクセント
意味論
(semantics)
語と語の意味関係、同義関係、類義関係、包摂関係、対義関係、意味拡張、メタファー、メトニミー、シネクドキー
形態論
(morphology)
形態素(自由形態素、拘束形態素)、異形態、語構成、語形変化(屈折)、複合、派生、接辞、オノマトペ、造語法、動詞の活用
統語論
(syntax)
格、動詞(自動詞、他動詞、移動動詞、項)、形容詞(イ形容詞とナ形容詞、属性形容詞と感情・感覚形容詞)、副詞(様態副詞、程度副詞、陳述副詞)、代名詞(人称代名詞と指示代名詞)、助詞(格助詞、取り立て助詞)、ヴォイス(態)、能動態、受動態(直接受身と間接受身)、使役態(さ入れ言葉)、可能態(ら抜き言葉、能力可能と状況可能)、アスペクト、テンス、単文と複文
語用論
(pragmatics)
コンテクスト、直示、協調の原理、ポライトネス理論
社会言語学
(sociolinguistics)
言語変種、方言(地域方言と社会方言)、レジスター、スピーチレベルシフト、アコモデーション理論、ダイグロシア、コード・スイッチング、敬語

開講スケジュール

 原則毎週土曜日 午前9:00~12:00(日本時間) に開講します。連休や祝日はお休みで、4月から10月にかけて全20回行う予定です。進捗によっては時間が前後することがありますが、およそ以下のスケジュールで進めていきます。

開講日 備考 内容
第1回 4月5日(土) 9:00~12:00 【音声学】母音、子音、声帯振動
第2回 4月12日(土) 9:00~12:00 【音声学】調音点、調音法、口腔断面図
第3回 4月19日(土) 9:00~12:00 【音韻論】音素、異音、特殊拍の異音
第4回 4月26日(土) 9:00~12:00 【音韻論】音韻変化(連濁、母音の無声化、母音交替など)
5月3日(土) ※GWにつき休み
5月10日(土) ※GWにつき休み
第5回 5月17日(土) 9:00~12:00 【音韻論】モーラ、アクセント
第6回 5月24日(土) 9:00~12:00 【意味論】語と語の意味関係、同義関係、類義関係、包摂関係、対義関係
第7回 5月31日(土) 9:00~12:00 【意味論】意味拡張、メタファー、メトニミー、シネクドキー
第8回 6月7日(土) 9:00~12:00 【形態論】形態素(自由形態素、拘束形態素)、異形態
6月14日(土) ※休み
第9回 6月21日(土) 9:00~12:00 【形態論】語構成、語形変化(屈折)、複合、派生、接辞
第10回 6月28日(土) 9:00~12:00 【形態論】オノマトペ、造語法、動詞の活用
第11回 7月5日(土) 9:00~12:00 【統語論】格、動詞(自動詞、他動詞、移動動詞、項)
第12回 7月12日(土) 9:00~12:00 【統語論】形容詞(イ形容詞とナ形容詞、属性形容詞と感情・感覚形容詞)、副詞(様態副詞、程度副詞、陳述副詞)
7月19日(土) ※3連休につき休み
第13回 7月26日(土) 9:00~12:00 【統語論】代名詞(人称代名詞と指示代名詞)、助詞(格助詞、取り立て助詞)
第14回 8月2日(土) 9:00~12:00 【統語論】ヴォイス(態)、能動態、受動態(直接受身と間接受身)
8月9日(土) ※3連休につき休み
8月16日(土) ※お盆につき休み
第15回 8月23日(土) 9:00~12:00 【統語論】使役態(さ入れ言葉)、可能態(ら抜き言葉、能力可能と状況可能)
第16回 8月30日(土) 9:00~12:00 【統語論】アスペクト、テンス、単文と複文
第17回 9月6日(土) 9:00~12:00 【語用論】コンテクスト、直示
9月13日(土) ※3連休につき休み
第18回 9月20日(土) 9:00~12:00 【語用論】協調の原理、ポライトネス理論
第19回 9月27日(土) 9:00~12:00 【社会言語学】言語変種、方言(地域方言と社会方言)、レジスター、スピーチレベルシフト、アコモデーション理論
第20回 10月4日(土) 9:00~12:00 【社会言語学】ダイグロシア、コード・スイッチング、敬語
10月11日(土) ※3連休につき休み
第21回 10月18日(土) 9:00~12:00 ※予備日(進捗が遅れた場合に開講)
第22回 10月25日(土) 9:00~12:00 ※予備日(進捗が遅れた場合に開講)
10月26日(日) おそらく日本語教育能力検定試験の試験日
11月2日(日) 日本語教員試験の試験日

 講師は全授業、毎日のんびり日本語教師の管理人の髙橋がつとめます。

過去の本講座生の生の声

髙橋

①なぜ毎日のんびり日本語教師の講座を選びましたか?

E.Tさん
(日本)

以前から「毎日のんびり日本語教師」のサイトを見ており、過去問解説を利用してました。
最近では、沢山の方がYouTubeで解説されてますが、一番古くから解説されているのが高橋先生であり、しかも無料で拝読出来たからです。
解説を読んでいると、ご自分の回答に自信が無い問題では、正直に言ってられるところも好感持てました。

C.Nさん
(日本)

私の場合、レッスンの時間帯(土曜日の午前中)には元々仕事を入れていなかったのでライブで参加できることが最大の理由だった。もう一度確認したい箇所があったり欠席/中座したりしても、レッスン動画が自由に閲覧可だったので何度でも復習ができるという点も大きかったと思う。

Hさん
(中国)

理由が3つあります。

①技能実習生の日本語指導を仕事にしていた時から先生が運営している日本語教育webサイトを毎日見ていました。質問をするたびに丁寧に返事が来るので、信頼感が生まれました。

②プロフィールを読むと中国で日本語教師をした経験もあり、故郷に近いので親近感を感じました。

③先生の個人魅力です。

先生は仕事しながら大学院に通い、webサイトも運営していて、ボランティア(日本語学習者対象の無料講座)をしながら、この日本語教育能力試験対策講座も開設している、また猫も飼っています。このような充実した生活を送っている人には非常に魅力を感じました。

K.Aさん
(日本)

令和3年に初めて日本語教育能力検定試験を受けたのですが、試験直前に先生のHPを知りました。この年は不合格で、次は絶対に先生のHPで勉強して合格だ!と決心した時、講座開講の告知を目にし速攻で申し込みました。

S.Yさん
(日本)

養成講座を修了しただけでは検定試験には絶対受からないだろうと思って、短期集中的な対策講座を探していたら、こちらのサイトを見つけました。ホームページの内容も充実していて分かりやすかったこと、講座が週末に設定されていること、オンラインで自宅から学べることも魅了的でした。

Y.Mさん
(日本)

養成講座を受講中、分からない事はオンラインで検索していたのですが、同じ質問に対して一番分かり易い解説をしてくださっているのが、このサイトでした。養成講座と並行して独学で試験準備をするのは難しいと感じ、講座を申し込みました。この講座を選んで大正解でした。

M.Fさん
(日本)

前年に独学で日本語教育能力検定試験を受験しましたが結果は残念…
その際ずっと参考にさせて頂いていたのがこちらのHPでした。日本語教育ド素人でも非常に丁寧でわかりやすく翌年も受験するならここで受講!と即決致しました。

髙橋

②講座の雰囲気はどうでしたか?

E.Tさん
(日本)

zoom講座中の顔出しは本人の自由だったので、私は出さずに半年受講しました。
先生はやりにくかったかもしれませんが、顔を出してないので宛てられた時の緊張がましだったと思います。
皆さんと一緒に勉強や雑談を通して、新しい知識や日本語学校の話が聞けて良かったです。

C.Nさん
(日本)

カメラON/OFFは受講者側が自由に選べたので、カメラOFFの私も毎回気楽に参加できた。他の受講者さんと講師との間のQ&Aも本当に参考になった。本講座を通して様々なバックグラウンドの受講者さんと同じ時間を共有できたことは、試験に向けて大変励みになった。

Hさん
(中国)

自分は日本出身ではなかったことだけで最初はとても緊張していましたが、何回か受講しているうちに皆さんそれぞれ得意不得意な分野があることが分かって、緊張が溶けました。質問されて分からない時もあったりしますが、そこは皆さん同じなので、恥ずかしく感じることもなく良い刺激を受けた気持ちで受講しました。

K.Aさん
(日本)

私が受講したときのクラスは5人でしたので他の方の質問をたくさん聞くことができたのがとてもよかったです。ライングループもあったので講座以外でも質問をしたり、ほかの方の質問を一緒に考えることもできました。

S.Yさん
(日本)

少人数クラスのため雰囲気はとてもフレンドリーでした。年配の先生なんだろうなあと思っていたら、髙橋先生が息子のように若い先生だったので、さらに気構えることなく毎週参加することができました。進度もゆっくりで丁寧な学習を積み上げることができたと思います。

Y.Mさん
(日本)

とても良いです!色々なバックグラウンドや年齢、国籍の受講生を先生がとても上手にまとめてくださいました。良い意味で切磋琢磨できたと思います。私が一回で合格できたのは髙橋先生と受講生の皆さんのおかげです。

M.Fさん
(日本)

和やかでまさに「のんびり」なのですが寄り道をしているようで実はしっかりと身につく講座でした。発言もしやすく、受講生の皆さんのお話も楽しく3時間があっという間でした。時々画面を横切る特別講師のネコちゃんに癒やされました。

髙橋

③質問に対する講師の回答は適切でしたか?

E.Tさん
(日本)

とにかく親切・丁寧です。おそらく先生の受講生全員が感じてると思います。
現役の教師と素人の受講生とは、知識もレベルも大差がありますが、未経験者のレベルの低い質問にも懇切丁寧に答えて下さいます。
それは、zoom講座中もメールでの質問でも同じ対応でした。

C.Nさん
(日本)

レッスン内のみならずレッスン以外の時間帯でもいずれの質問(私の愚問も含む)にも迅速かつ真摯に回答してくださっていた。特に、試験直前での質問への神対応はまさに信頼できるサポート体制そのものであった。私には最後まで集中力を切らさない魔法だったと思う。

Hさん
(中国)

受講した講座だけでなく、webサイトから質問した時から非常に丁寧に、根拠あるような回答が返ってきます。
言語というものは時には正解がないこともあります。そんな時には背景になるような知識も含めて解説してくれるので、いつも納得しています。

K.Aさん
(日本)

図を描いての解説はわかりやすかったです。それまでは小難しい言葉遣いの参考書を読み、そこに書かれている用語の意味を調べることに時間をかけていました。高橋先生の説明は簡潔なので記憶に残りやすかったです。

S.Yさん
(日本)

髙橋先生は専門知識が本当に豊富で、どんな質問にも丁寧に答えてくださいました。メンバー皆であれこれ考えながら色々な解釈にたどり着くこともあって面白かったです。検定試験の過去問や出題傾向を熟知しておられるので、「これは検定に出ません」とはっきり答えてくださるのも助かりました。

Y.Mさん
(日本)

素晴らしい、の一言です!どんな質問にも迅速かつ丁寧に答えてくださいました。時には受講生も一緒に考えることもあり、それも勉強になりました。日本語教師になったばかりで不安な時も、高橋先生がいて下さると思うと心強かったです。

M.Fさん
(日本)

ただ答えを提示すのではなく根本的なところからお話くださり、一つの疑問に対する考え方を教えてくださるので理解が深まりました。

髙橋

④講座全体を通しての感想をお願いします。

E.Tさん
(日本)

申し込んだ時点では、講座の受講生が全員素人だと思ってました。しかし、講座が始まると現役の教師の方や海外の大学で教鞭を取っておられるプロがいて大変驚きました。
いざ講座が始まり回を重ねる内に、老若男女、経験者、未経験者、外国人等、様々な受講生と一緒に学ぶ事が楽しくなってきました。
私は、65歳定年後の人生を考えて60歳を過ぎてからの検定試験受験でしたので、若者や40代50代の方々より遥かに脳が劣化しからのスタートです。
が!!高橋先生の声(私が好きな声)と話し方が、シニアの私の脳にすんなり入ってくるんです。それが私が合格出来た理由だと思ってます。

C.Nさん
(日本)

講師・受講者が相互に知識や情報を交換する機会という認識の下、一対一のQ&Aで終わらせない本講座のスタイルは私も実践していきたい。最後に、講師のお人柄の良さとITスキルの高さに驚愕しつつ、本講座の参加者皆さんの日本語教育への情熱と向上心の高さは私のいい刺激となっている。

Hさん
(中国)

講座全体(高橋先生)に対する感想となりますが、とても深みのある、立体感を感じさせる講座と先生でした。日本語という一種類の言葉にだけフォーカスすることではなく、言語から文化から歴史から深掘りしてくれるので、視野がどんどん広がっていき、言語の魅力を感じさせられました。機会があればもう一度受けたいと思っているほど受けて良かったです。

K.Aさん
(日本)

高橋先生の講座では「解き方」をしっかり身に付けることができました。私が合格できたのはこの「解き方」を学べたからです。「同じところばかりいつも間違える」と思っている方はぜひ受講してください!

S.Yさん
(日本)

配布される資料が素晴らしかったです。日本語教師になった今でもバイブルのように見直して使っています。毎週の授業は一方的に知識を与えるだけではなく、メンバー全員で問題を解きつつ考えながら進めていくスタイルなので、能動的な学びを得ることができました。大学院レベルの最新の知見を教えていただけることも貴重な経験でした。おかげさまで一発合格できました。

Y.Mさん
(日本)

私は合格した翌年も2回目の受講をしたくらい、この講座が好きでした。先生のお人柄、教え方、受講生とのコミュニケーションなど、文法知識以外にも学ぶことがたくさんありました。また問題解説を際は、正解を導くだけでなく不正解の選択肢についても深掘りしてくださいました。その学びの姿勢は深く理解する上で大変役に立ちましたし、尊敬しています。

M.Fさん
(日本)

本講座は既にキャリアを積まれている日本語教師の方や日本語を深く愛していらっしゃる外国の方もいらっしゃり、全くの初心者の私で大丈夫かとも思いましたが、毎週楽しくて講座が終わるのが寂しかったです。おかげさまで日本語教育能力検定試験は無事合格致しました。

過去の本講座の合格実績

 毎日のんびり日本語教師の試験対策講座の合格率は、講座開始2020年以来ずっと一般の受験者合格率を上回っています!

本講座生数 合格者数 合格率
2020年度 15(15) 40.0%
2021年度 20(18) 38.9%
2022年度 18(14) 50.0%
2023年度 15(11) 54.5%
2024年度 14(12) 50.0%

 ※( )内は本講座生のうちの日本語教育能力検定試験受験者数
 なお、2024年から開始された日本語教員試験は4名受験して2名合格でした(合格率50.0%)。

受講申し込み

 受講希望の方は次の流れでお申し込みください。ご不明な点がございましたら「お問い合わせフォーム」からお願いします。申し込み期限は4月4日(金)まで。

 【申し込みの流れ】
 1.「お申込みはこちら」から申し込む
 2.折り返しのメールが届く
 3.受講料59,800円を振り込む
 4.受講手続き完了

 双方向・対話型の講座を目指しています。
 皆さんとできるだけやり取りするために本講座の受講者は定員を設けております。定員に達し次第締め切りますので、お早めに申し込みください。

よくある質問(Q&A)

講座はどのような形で進めますか?
まず解説を私のほうからします。そのあとは関連する練習問題を皆さんに解いてもらう流れです。受講者のみなさん一人ひとりに当てて相互にやりとりしながら進めていきます。疑問があればいつでも言って大丈夫です。
授業の様子は何度も見返すことができますか?
はい、できます。
授業は録画して即日受講者のみなさんに共有します。復習したい場合はいつでも見られますし、仮に欠席したとしても過去の授業を動画でご覧になることができます。
受講にあたって準備すべきことはありますか?
授業で使う資料(pdf)をお配りしますので、授業前に印刷していただくようお願いしています。配布資料の内容を予習する必要はありません。授業で順次導入していきます。その他、市販の参考書などを皆さんに購入していただくこともありませんのでご安心ください。全て配布資料をもとに進めていきます。
初学者でもついていけますか?
皆さんが全く何も知らない状態である前提で授業を進めていきますので大丈夫です!
どうぞご遠慮なく分からないことがあればご質問ください。
授業内で質問をしてもいいですか?
もちろんです!
皆さんからたくさん質問いただくことを想定してスケジュールには余裕をもたせています。
授業は欠席しても大丈夫ですか?
欠席は自由です。途中入室、途中退室もご自由にどうぞ。
授業の様子は録画してありますので欠席しても動画で振り返ることができます。
リアルタイムで授業を受けられないので録画を見るなどして受講したいのですが…
できます。
録画のみご覧になりたい場合でも受講料は変わりませんのであらかじめご了承ください。




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