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令和7年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題7解説

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令和7年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題7解説

問1 初級のスピーキング授業

選択肢1

 初級だと広い話題で話をすることができないので、「隣の人と自己紹介をしてみましょう」とか「嫌いなものについて話してみましょう」とか、特定の目的を設定した状態でスピーキングの授業をしたほうがいいです。この選択肢は間違い。

選択肢2

 学習者のニーズを優先するのが重要だから、学習者が話したい内容(ニーズ)を満たす授業を行ったほうがいいです。この選択肢は間違い。

選択肢3

 ただ機械的に何も考えずに「私は〇〇です」とか繰り返しスピーキングさせてもつまんないから、ちょっと頭使って会話できるようなやり方が必要です。インフォメーションギャップがあるタスク、問題解決させるタスクは頭使って能動的にスピーキングさせられる授業になるので、これは良い。

選択肢4

 ニーズによると言えば話はそこまでですけど、一般的には文型だけでなくて、会話も聴解も作文も読解もまんべんなく扱ったほうが良いに決まっていますから、この選択肢の内容は間違いです。

 答えは3です。

問2 インタビューシート

 学習者同士でインタビューし合うような活動。初級の学習者だと何を聞けばいいか即興で考えられない場合がありますから、インタビューする内容をインタビューシートにまとめておいて、それを使ってインタビューをしたりします。

 1 簡単なものから難しいものへと項目を並べておけば、そういう流れを作れます。この選択肢が答え。
 2 インタビューシートは質問が書かれているので、相づちとか関係なし。
 3 インタビューシートは質問が書かれているので、イントネーションやリズムは関係ない。
 4 シートを使う場合は書かれた質問を読むだけだから、自発的な会話は難しい。

 答えは1です。

問3 ゲーム

 1 ゲームは盛り上がるので発話機会がおのずと増えます。この選択肢が答え。
 2 ゲームはどんな展開になるか予想しにくい。この選択肢は間違い。
 3 ゲームは勝敗がつくので心理的な負担は増えるかも。特にグループなら個人の責任が増すので、この選択肢は間違い。
 4 ことばを使ってゲームを遂行したいので、単語や表現は準備しないといけない。この選択肢は間違い。

 答えは1です。

問4 教室活動の形態

選択肢1

 教師は外側にいて、学習者が2人ペアになって活動する形態です。この形態だと教師とのやり取りはあまり望めないので、形態とその説明に矛盾があります。この選択肢は間違い。

選択肢2

 教師は外にいて、学習者が全員向き合っている形態です。この形態で思い浮かぶのはディスカッションお互いの意見を言い合うのに向いています。この選択肢が答え。

選択肢3

 先生が学習者個別に当てている授業形態です。「~さんはどうですか?」「~さんはどう?」という繰り返しによくみられる形だから、学習者間のやり取りを増やすのにはつながりません。この選択肢は間違い。

選択肢4

 この形態は明らかにディベート。グループ内でやり取りをしつつ、グループ同士で意見をぶつけ合う。この形態では学習者間のやり取りが死ぬほど増えます。教師と学習者のやり取りは恐ろしく減ります。この選択肢は間違い。

 答えは2です。

問5 交流会話

 交渉会話は、情報のやりとりを通して何か具体的な物事の処理を行う会話のこと。
 交流会話は、日常で行われる雑談など、話の内容よりも会話を通じた人間関係の維持に重点がある会話のこと。

 1 日程調整の会話だから交渉会話
 2 返済期限を決める話だから交渉会話
 3 料理についての問答を行うから交渉会話
 4 なにげない話だから交流会話

 答えは4です。




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