テストの実用性(practicality)
テストの実用性(practicality)とは、テストの開発から実施、採点に至るまでに必要とされる人員、時間、コストなどが効率的であるかどうかの経済性やテストが成り立つための物理的な前提条件に関するテストの性質のことです。どれだけ信頼性や妥当性が保たれていたとしても、テストの開発に多くの人手がかかったり、テストの実施に特別な設備が必要になってコストがかかったり、会話テストゆえに全員一斉にテストができず時間がかかったりするなどのテストは経済性が低く、テストの実用性が保たれません。また、明確な正答が用意される客観テストは機械的な採点が可能で時間があまりかからない一方、明確な正答が用意されない主観テストは採点者にかかる負担が重く、実用性が低くなります。
参考文献
伊東祐郎(2022)『日本語教育 よくわかる評価法』164-165頁.アルク

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