プロジェクト・ワーク
学級新聞や学内マップを作ったり、学園祭で模擬店を出したり、アンケート調査を行って発表したり、あるいはクラスの修学旅行を計画・実行したりと、コミュニケーション・スキルを向上させることを目的とした教室外で実社会とかかわることができる現実的な活動をプロジェクト・ワークと言います。例えば学内マップを作るプロジェクト・ワークでは、学内のサークルがどこで活動しているか、どのような活動内容かなどを一般の日本人に対してアンケート調査や取材を行って情報収集し、その情報をもとにマップを作成して、大学の許可を得て学内の掲示板に掲載する、といった一連のプロジェクトを学習者自らが計画して実行します。教室を離れることで学習者が日本語を用いて日本語母語話者と真のコミュニケーションをする機会を得られますし、取材や資料作成などの過程で四技能を扱うこともでき、教室活動では実現できない活動ができます。

参考文献
田中望(1988)『日本語教育の方法―コース・デザインの実際』167-172頁.大修館書店
日本語教育学会(1991)『日本語教育機関におけるコース・デザイン』235頁.凡人社

コメント