総括的評価（summative evaluation）
総括的評価（summative evaluation）とは、学期末や学年末などの学習過程が一区切りつく段階で行われ、学習者が学習目標をどの程度達成したかの判定および教師の指導やカリキュラムが適切であったかどうかを点検する資料を得るために行う評価のことです。中間テスト、期末テスト、学期末テスト、レポート、口頭試問などは総括的評価をする目的で行われます。総括的評価は学習者の成績や合否を決める資料として利用されます。
ブルーム（Bloom,B.S.）は評価を教育活動における機能の面から診断的評価、形成的評価、総括的評価の３つに分類しました。総括的評価はその一つです。
参考文献
石田敏子（1992）『入門 日本語テスト法』11頁.大修館書店
平沢茂（2014）『改訂版 教育の方法と技術』177-179頁.図書文化社
渡部淳（2019）『教育の方法・技術論』26-27頁.弘文堂
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