6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

平成24年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅱ 問題5解説

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平成24年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅱ 問題5解説

1番

問1

 「川の方に曲がってください」と言った後に「橋を渡って真っ直ぐ行って」と言っています。「川の方に曲がる」と「橋を渡る」はこの会話文ではほぼ同義です。「橋」は聞き流しても聴解問題に支障がありません。
 問1の答えはbです。

問2

 聴解問題の問いは「男の人はさくら駅にいくため、角をいくつ曲がりますか?」です。この問題であれば地図は必要ありません。地図が書かれていることを活用するには「男の人はどこの駅に着きますか?」のような問題にすべきです。
 問2の答えはdです。

2番

問1

 「あれはどうかな」の不備の指摘に対して「その部分は削除しておきましょうか」と返答しますが、「ああ、でも」と再び切り返し、話が一転しています。情報を取捨選択する技能が必要です。
 問1の答えはcです。

問2

 会議の後、資料は「シュレッダーにかける」と「必要な方に送る」の二つの答えがあります。
 問2の答えはdです。

3番

問1

 「自由席のうち、タバコを吸ってもいいのは何号車ですか?」という問いでは、特定の求められている情報を聞き取る技能が必要となります。
 問1の答えはbです。

問2

 実際のホームで流れるアナウンスと同じような聴解問題となっています。
 問2の答えはaです。

 




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