KJ法(KJ Method)
KJ法とは、「異質のデータ・情報を統合することによって、新しい発想とアイデアを生む方法論」(川喜田 1970: 19)のことです。人間と社会の諸問題を解決する一つの手法として川喜田二郎が考案したので、彼の頭文字をとってKJ法と名付けられています。
まず、解決しようと思っている問題について関係ありそうだと思われる情報をたくさん挙げて、それを一つずつ簡潔な内容でカード(紙きれ)に書いていきます。その後、書いたカードを眺め、理屈ではなく直感に基づいて似ている種類の情報だと感じるカードをひとまとめにしてグループを作ります。作ったグループにはグループを構成する情報をまとめるにふさわしい適切な名前をつけて管理します。次に、作ったグループを視覚的に把握するために大きめの紙に図を書き、書かれた図の間の関係を矢印などの記号で書いたり、補足情報を書き入れたりします。最後に、書いた図を参加者全員で見ながら感じたことを自由に述べます。
このようなプロセスを経て、問題を解決するためのアイディアを生み出そうとします。詳しい手順については参考文献をご覧ください。特に川喜田(1970)では写真つきで手順を紹介しているので比較的分かりやすいです。
参考文献
川喜田二郎・牧島信一(1970)『問題解決学 – KJ法ワークブック』講談社
川喜田二郎(2017)『発想法 改版 – 創造性開発のために』中央公論新社

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