接続
名詞+でも
> ナ形容詞普通形+のに
> イ形容詞普通形+のに
> 動詞普通形+のに
意味
就连…都…
更何况…
解説
話者の主観による論理展開を行う文型です。
「AでもBのに」の形で「AはBだ」という多くの人が納得するであろう前提を述べます。多くの人が納得するかもしれませんが、話者の主観が含まれるので多少誇張されてることもあり。
さらにその後件には「AはBだ」から自然に導くことができる当然の帰結を述べます。
例えば「プロでもできないのにお前にできるわけがない」では、”プロもできない”という誰もが納得する前提があり、「だからお前にはできない」という当然の帰結が求められます。いずれも主観的な論述です。
後件は誰にでも思いつくような当然の帰結が述べられますから言わなくても伝わる場合があり、そういうときは省略できます。例文(7)(8)。
例文
(1) プロでもできないのにお前にできるわけがない。
(2) 顔と名前だけでも覚えられるのすごいのに、話した内容も全部覚えてる。
(3) N1だけでもこんなに苦しいのに、通訳なんてとんでもない。
(4) 唐揚げってそのままでも美味しいのに、ソースかけたらとんでもない美味しさになるんです!
(5) 現代でも3時間かかるのに大昔だと何日もかかるのかな。
(6) 日中でも治安悪いのに夜はやばい。
(7) こんな簡単なこと誰にでも分かるのに。
(8) 分かりやすいプレゼンは日本人でも難しいのに。
備考
特になし
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