令和7年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(8)解説
(8)動詞の項の数
項の数による動詞分類を問う問題ですね。項に関する問題よく見かけます。簡単にいうと、日本語における項とは、コンテクストから切り離された状況において、その述語が表す事態を最低限表現するために必要な補語(名詞+格助詞)の数のことです。例えば「食べる」という述語は、誰が食べるか、何を食べるかという情報を要求するため「~が~を食べる」という文型を取る2項動詞です。「教える」という述語は、誰が教えるか、何を教えるか、誰に教えるかという情報を要求するため、「~が~を~に教える」という文型をとる3項動詞です。このように各選択肢の動詞で例文を作ってみるといいですね。
1 私が 彼に 英語を 教わる (3項動詞:~が~に~を)
2 私が ホテルに 泊まる (2項動詞:~が~に)
3 私が 壁に シールを 貼る (3項動詞:~が~に~を)
4 私が 物を 棚に 戻す (3項動詞:~が~を~に)
5 私が 彼に 本を 渡す (3項動詞:~が~に~を)
選択肢2だけ2項動詞でした。
答えは2です。

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