選択法(multiple-choice)
選択法(multiple-choice)とは、客観テストの出題形式の一種で、3つ以上の選択肢の中から最も適当なものを選ばせる問題形式です。多肢選択法とも言います。選択肢が2つではないので真偽法よりまぐれ当たりの可能性は低くなりますが、選択肢にすぐ正答、誤答だと分かるようなものが並んでいるだけでは選択肢を増やした意味がなく、しっかり錯乱肢(distractor)を加えるなどの工夫が必要です。
( )に入れる最も適切な助詞を選べ。
問1 食堂( )ご飯を食べた。
a を b に c で d が
問2 彼女は人形( )欲しがっています。
a が b を c から d に
問3 面接( )私服を来て行かないでください。
a で b まで c に d を
参考文献
石田敏子(1992)『入門 日本語テスト法』31-32頁.大修館書店
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