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ジグソー・リーディングとは?

ジグソー・リーディング(jigsaw reading)

 ジグソー・リーディング(jigsaw reading)は広義のピア・リーディングの一種で、グループのメンバー全員がお互い異なるテキストを読み、ジグソーパズルのピースのようにお互いの読んだ内容をつなぎ合わせて1つのストーリーを話し合いの過程で作り出して、与えられた設問に答える読解活動のことです。(ジグソー法の一種)

 舘岡(2005: 133-134)で示されている具体的な手順としては…
 教師は1つのまとまったテキストを<グループのメンバーの数+1>に分割し、最後の分割されたテキストを除いて、メンバー一人ひとりにそれぞれ分割した1部を配布して読ませます。その際、分割されたテキストの順序は学習者に分からないように管理しなければいけません。まずは与えられたテキストを個人で読み込み内容の理解に努める時間が与えられますが、このときテキストと同時にタスクシートも配布され、テキストの内容に関する設問にも回答させます。その後は異なるグループの同じテキストを読んだ学習者同士でエキスパート・グループを作り、お互いに分からなかった部分などを相談しながら理解を深めます。次に元々のグループに戻ってお互いに読んだ内容を話し合い、話し合った内容から分割されたテキストがどのような順番であったかの理由を考えるとともに並び替えを行い、その後の展開を予測します。最後、それぞれのグループごとにテキストの順序や理由を発表して、学習者には配られなかった最後のテキストを配り、各グループのその後の展開の予測と一致していたかを話し合います。

 ジグソー・リーディングは同じテキストを仲間とともに読むわけではく、お互いの情報をつなぎ合わせてストーリーを作る過程を共有し、その中の話し合いで協働作業を行わせる目的で行われます。

参考文献

 舘岡洋子(2005)『ひとりで読むことからピア・リーディングへ 日本語学習者の読解過程と対話的協働学習』131-154頁.東海大学出版会




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