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平成30年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題15解説

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平成30年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題15解説

問1 2016年度の日本語教師数の割合

 「平成28年度国内の日本語教育の概要」からの出題です。→魚拓

選択肢1


 7ページにはこうあります。常勤は全体の12.2%だから10%以下じゃないです。この選択肢は間違い。

選択肢2


 10ページには表があって、前年(平成27年度)は10,304人、平成28年度は11,271人と増加しています。この選択肢は間違い。

選択肢3


 10ページを見ると全体として増加傾向にはありますが、平成23年度、25年度に減少しています。10年間増加し続けているは嘘。この選択肢は間違い。

選択肢4


 7ページにはボランティアが58.1%で約60%を占めてることが書かれています。これが答え。

 したがって答えは4です。

問2 日本語教師の養成・研修を実施している機関・施設等

 「平成28年度国内の日本語教育の概要」の19ページにはこんな表があります。

 1 大学等機関 194
 2 国際交流協会 174
 3 地方公共団体・教育委員会 100
 4 法務省等告示機関・任意団体等 114

 一番多いのは大学等機関でした。
 答えは1です。

問3 日本語教育のための教員養成について

 「日本語教育のための教員養成について」の7~8ページにはこう書かれています。→魚拓

 日本語教育における現代的な課題や日本語学習者の学習需要の多様化に対応し,今後の日本語教員養成における教育内容として,画一的な「標準的な教育内容」ではなく,「基礎から応用に至る選択可能な教育内容」を示すことを基本とする。したがって,それぞれの日本語教育機関においては,そこに示された教育内容を基に,教育目的や学習者のレベル等の属性に応じていろいろな組み合わせをし教育課程が編成できるようにするものである。

 これと同じ記述が選択肢3。答えは3です。

問4 1990年から2000年に至る日本国内の時代背景

選択肢1

 正しいです。
 1990年に出入国管理及び難民認定法の改正によって在留資格の再編が行われました。この改正により「定住者」の在留資格が創設され、一部の例外を除く、日系3世までに就労可能な地位が与えられ、これによりブラジルやペルー等の南米日系人の入国が容易になり、来日数が増加しました。

選択肢2

 平成26年度(2014年)の入管法改正 在留資格「高度専門職」が新設されました。
 1990年から2000年の間ではありません。この選択肢は間違い。

選択肢3

 2008年に文部科学省によって策定された「留学生30万人計画」は、2020年を目途に留学生30万人受け入れすることを目標としています。
 1990年から2000年の間ではありません。この選択肢は間違い。

選択肢4

 「難民認定制度 | 出入国在留管理庁」によると、難民の地位に関する条約(難民条約)及び難民の地位に関する議定書(議定書)は1982年に発効して、それに伴い難民条約及び議定書の諸規定を国内で実施するために同年に難民認定制度が整備されました。
 1990年から2000年の間ではありません。この選択肢は間違い。
 
 答えは1です。

問5 ティーチング・ポートフォリオ

 ティーチング・ポートフォリオとは、自らの教育活動について振り返って記述された本文とそれらを裏づける資料から構成される教育活動の記録のことです。ティーチング・ポートフォリオは5つの要素から構成されます。

 ①責務(何を行っているか)
 ②理念(どのような考えに基づいて行っているか)
 ③方法(その考えをどうやって実現しているか)
 ④成果(その方法を行った結果,どうだったか)
 ⑤目標(今後どうするか)

 
 1 正しい
 2 正しい
 3 同僚の授業ではなく、自らの教育活動について振り返ります。
 4 正しい

 答えは3です。

 参考:ティーチング・ポートフォリオとは? – ティーチング・ポートフォリオ・ネット
 




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