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平成29年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(3)解説

平成29年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(3)解説

(3)東京方言のアクセント型

 東京方言ってなんだ?って思うかもしれませんが、これは日本語の標準語のことです。東京でさえも日本の地域の一部だから。
 で、日本語の標準語のアクセントは、核の位置から平板型、頭高型、中高型、尾高型の4つに分けられます。おまじないとして「が」をつけてください。

核の有無 無し あり
種類 平板式 起伏式
平板型 頭高型 中高型 尾高型
核の位置 無し 最初の拍 途中の拍 最後の拍
とももが ゆげが こが たま

 さて、各選択肢のアクセント型を見てみます。

 1 ぐろが 平板型
 2 まちが 平板型
 3 なぎが 平板型
 4 わびが 頭高型
 5 なごが 平板型

 4だけ頭高型でアクセントですね!
 答えは4です。

 参考:名詞のアクセント型(平板型、頭高型、中高型、尾高型)について




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