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オノマトペから作った珍しいイ形容詞「メロい」

メロい

 最近「メロい」という言葉を見てなにこれ?と思って調べたら、「メロメロ」の語頭2拍に「い」をつけて作った新しい語だってホントについ最近知りました。調べたら三省堂の「今年の新語2024」の6位にあったので、去年から使われ始めてたみたいです。辞書作る人たちのことばの敏感さはすごい… 自分のルーティンを繰り返している限り、なかなか新語・流行語に出会う機会がないんだなあと感じました。

 ところで、オノマトペの語頭2拍に「い」をつけて作る言葉って珍しい気がするんですよね。それで一応新語とか流行語とか、あるいは造語法に関する本をいろいろ調べてみたんですけど、「メロい」のような造語過程をとるのは他に見つかりませんでした。そしてこの記事を書き始めたんですが… 「メロい」の造語過程が珍しいという指摘はすでにここにも指摘されてました。やっぱり。

 (1) この顔でこの笑顔はメロい
 (2) 映画ファーストキス観ました。メロかったです。
 (3) 浴衣姿がメロすぎる。
 (4) 推しが出てきた時は流石にメロつきました。
 (5) 皆さんがメロがっているから、やっぱりこの男はメロい人なんだなと思いました。

 「メロメロになるほどそれがカッコよく、あるいは可愛く感じる」みたいな意味です。色々用例を見ていると、いわゆる推しに対して使われやすい傾向があるようです。あとさらに気になったのは、「メロつく」という表現もありました。これは「ギラギラ」から「ギラつく」、「モタモタ」から「モタつく」のようにオノマトペの語頭2拍に「つく」をつけて動詞化するやつです。オノマトペの「メロメロ」が「メロい」にも「メロつく」にもなっているわけですね。
 それから「メロい」に「~がる」をつけた形「メロがる」という言い方もありました。この場合は感情・感覚形容詞的なんですね。




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