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令和4年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(5)解説

令和4年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(5)解説

(5)謙譲語の種類

 敬語の問題が分からなかったら「敬語の指針」を見ること! ここにすべてが載っています。

 1 伺う     謙譲語Ⅰ
 2 いたす    謙譲語Ⅱ
 3 お目にかかる 謙譲語Ⅰ
 4 申し上げる  謙譲語Ⅰ
 5 拝借     謙譲語Ⅰ

 「いたす」だけ謙譲語Ⅱです。謙譲語Ⅱは謙譲語Ⅰに比べて少なくて、「参る、申す、いたす、おる、存じる」は謙譲語Ⅱだって丸暗記しておけば大丈夫。
 また、「敬語の指針」28ページ上部には「名詞の謙譲語Ⅰ」として「拝」がつく語を紹介してます。だから「拝借」も謙譲語Ⅰ。自分が立てるべき相手にする行為「借りる」を敬語にしたのが「拝借」だから謙譲語Ⅰ。

 したがって答えは2です。

 謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱの違いについてはちょっと難しいのでここで説明しきれません。こちらにまとめてるのでご覧ください。




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