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令和2年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(7)解説

令和2年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(7)解説

(7)心理動詞の格

 この手の問題は落とせません!
 心理動詞とかは別にどうでもよくて、ポイントは「格」です。適当に格助詞を付けて例文を作ってみると答えが分かります。すると次のようになります。

 1 ~にあきれる
 2 ~をあきらめる
 3 ~をしたう
 4 ~をうたがう
 5 ~をうやまう

 選択肢1だけがニ格を取ります。それ以外はヲ格。
 だから答えは1です。

 この問題は単なる格助詞の問題ってわけじゃなくて、教案手作りするときに役立ちます。(あんまり無いけど…)心理動詞を学習者に導入しよう!っていうときに、この5つの動詞を一緒に提示したら学習者は「あきれる」だけ違うことに戸惑います。他はニ格なのに、「あきれる」だけヲ格。一緒に導入したら「~をあきれる」っていう誤用を産出するかもしれません。
 提示する語彙は同じ特徴のものを集めたほうが学習者に易しくなります。同じ特徴のものを集めるためには先生に文法的な知識が必要です。




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