令和元年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(1)解説

令和元年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(1)解説

(1)円唇性

 ここでいう円唇性とは、母音を調音するときに唇が丸まるかどうかのことです。
 日本語は[ɑ][i][ɯ][e][o]の5つの母音を用いる5母音体系の言語です。ちょうど選択肢は日本語の母音だけがあるので、難易度としては易しめ。

 日本語の母音のうち、オ[o]だけが唇を丸める円唇音で、それ以外が非円唇音です。

 1 [ɑ] 非円唇 後舌 広母音
 2 [i] 非円唇 前舌 狭母音
 3 [ɯ] 非円唇 後舌 狭母音
 4 [e] 非円唇 前舌 半狭母音
 5 [o] 円唇 後舌 半狭母音

 だから答えは5です。

 参考:母音とは?




コメント

コメント一覧 (8件)

  • はじめまして。
    今年日本語教育検定試験を初めて受験した者です。
    独学で過去問対策をしていたのですが、市販の過去問には解説がついておらず途方にくれていました。
    偶然見つけた先生のウェブサイトで本当に丁寧な解説を得ることができ、とても助かりました。
    おかげさまで本日合格通知を受け取りました。これからも、いろいろと参考にさせていただきます。
    ありがとうございました。

    • >Yumiさん
      コメントありがとうございます。
      お役に立つことができて大変嬉しく感じております。
      合格おめでとうございます!

  • 今年3回目受験する予定です。
    昨年までこちらのサイト知らなくて、過去問の解説がわかりやすく資料も添付されていて 納得しながら進める事ができ 本当にありがたいです。
     
    コメント欄がある事を今更ながら知りまして、どこでお礼を伝えたら良いのかと思っておりました。

    過去問を26年からやって今令和です。あと1ヶ月、間に合うか心配です。一通り終わったら 間違った所を何度もなりたいです。

    他にやった方が良い勉強がありましたらご教示いただけないでしょうか。

    • >わたかわさん
      コメントありがとうございます! 試験頑張ってください。
      過去問6年分ですか… すごいです! 出題傾向と出題頻度も大体分かってると思うので、あとは他の受験者と差をつけることを考えるのはどうでしょうか。
      よく聞くのはアクセントとか聴解とか教授法関係とか苦手って人が多いですね。そのあたり強化できれば差をつけられそうです。

      何か問題ありましたらいつでもコメント欄にどうぞ。解説も間違っているかもしれませんので、疑いながらも参考にしていただければと思います。

  • お忙しい中ご返信いただきありがとうございます!
    合計点が合格ラインに行かなくて 忘れている事が多く 暗記も苦手なので出来る限り繰り返しやろうと思います。

    テンション上がったので頑張れます
    またコメントさせて頂きます😊

  • 昨日、試験を受けてきました!
    問題を解きながら((あの解説サイトに載ってたやつじゃん!!))と思う箇所がいくつもあり、このサイトを参考にしながら勉強をして本当に良かったと思いました。大学の専攻は日本語教育ではないので独学での受験勉強となりましたが、このサイトにとても助けられました。
    私もいつか、管理人さんのように日本語教育や試験に関する解説等を多くの人に提供できる機会を作っていきたいと思っています!
    これからも色々と参考にさせていただきます。本当にありがとうございました!

    • >たきもとさん
      お疲れ様でした! 頭に残っていて1問2問正解数を増やせたのならよかったです。合格できることを祈っております。

  • はじめまして!今年、日本語教育能力検定試験を初めて受け、昨日、有難いことに合格証書をいただきましたので、お礼を申し上げに参りました。
    こちらは今年最も多くの回数訪れ、長い時間拝読したサイトとなりました。学習を進めていく上で、時に喝を入れていただき、時に和ませていただき、本当に助けていただきました。ありがとうございます!
    まだまだ勉強をしなければいけない身です。これからもお世話になりますので、何卒よろしくお願いいたします。
    最後になりましたが、どうぞ、よいお年をお迎えください。
    ありがとうございました。

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