【練習問題】(815)日本語の音声
日本語の音声に関する記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 促音には基本的に無声子音が後接する。
2 長音は長音を含むその他の特殊拍に前接できる。
3 撥音は語頭・語末の位置に現れない。
4 直音は必ず一つの読み方と対応する。
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解説
選択肢1
促音がある語をたくさん挙げてみると分かります。
「切開」「とっさに」「葛藤」「突発」など… 「っ」の後ろにはkstpが来ています。
促音の後ろには無声子音が来ることが多いというのが日本語の(和語の)大原則。これが答えです。
ただし、外来語には「レッド」「バッグ」のように有声子音が来ることがありますが例外。
選択肢2
長音の前に長音や促音や撥音が置けるかどうか確認します。
「ーー」「っー」「んー」
「っー」は無理。
選択肢3
「ん」は語頭に現れません。「ん」から始まる語がないように。
語末には「みかん」などで表れます。
選択肢4
直音の中には、「は」「へ」と2つの読み方をするものがあります。
「は」は /ha/ と /wa/、「へ」は /he/ と /e/ です。
全ての直音が一文字が一つの音と対応しているわけではありません。
したがって答えは1です。
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