【練習問題】(682)直接受身文
直接受身文の例として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 その場が爆笑の渦に包まれた。
2 班長代理に新しい仕事を任された。
3 神に「何をしているのだ」と夢の中で叱られた。
4 私は担任の先生に息子を褒められた。
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解説
受身の鉄則
①まずは省略されているものを補完する
②能動文に直す (ヲとニを使って)
選択肢1
受身文: (Aによって) その場が 爆笑の渦に 包まれた
能動文: (Aが) その場を 爆笑の渦に 包んだ
補語の数が3:3で対応しているので直接受身文。
選択肢2
受身文: (私が) 班長代理に 新しい仕事を 任された
能動文: 班長代理が (私に) 新しい仕事を 任せた
補語の数が3:3で対応しているので直接受身文。
選択肢3
受身文: (私が) 神に 「何をしているのだ」と 夢の中で 叱られた。
能動文: 神が (私に) 「何をしているのだ」と 夢の中で 叱った。
補語の数が4:4で対応しているので直接受身文。
選択肢4
受身文: 私は 担任の先生に 息子を 褒められた。
能動文: 担任の先生が 私の息子を 褒めた。
補語の数は3:2で一致していませんから間接受身。しかも能動文に「の」が現れていますから持ち主の受身です。
したがって答えは4です。
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