【練習問題】(350)擬態語
【 】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを、それぞれ1~5の中から一つ選べ。
【擬態語】
1 ぐるぐる回る。
2 ちらちら見る。
3 げらげら笑う。
4 じんじん疼く。
5 つんつんする。
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解説
オノマトペは音がする擬音語と、音がしない擬態語に分けられます。
1 音がしないので擬態語
2 音がしないので擬態語
3 音がするので擬音語
4 音がしないので擬態語
5 音がしないので擬態語
したがって答えは3です。
コメント
コメント一覧 (2件)
先生いつも楽しく勉強させていただいております。
また勉強不足なので教えてください。
「音のする擬態語」オノマトペとはどういうことでしょうか。
げらげら=音がする
ぐるぐる、ちらちら、じんじん、つんつん、=音がしない
ということですが、
「げらげら」といって笑うわけでもない(あはは、あっはっは等)ですし、
笑っている様子を客観的に見たり、主観で「げらげらと笑う」というのはわかるのですが、
そうなると、
「ぐるぐる目がまわる~」「つんつん、突っつくな」「あ~指先がじんじんするわ~」という用い方もしますから、ここはどのように理解したらよいのでしょうか。
>kuzu21sunさん
えっと、「げらげら笑う」とはいっても、実際「げらげら」と言って笑うわけではないんですけど、この理解は逆です。
大声で馬鹿笑いする笑い声を聞いて、その笑い声を「げらげら」というふうに言葉にしました。
聞こえてくる音を文字化したのが擬音語です。実際に「げらげら」と言うかどうかではないです。
こうして考えると、例えば視界がぐるぐる回っているときに音が聞こえるわけでもないし、ちらちら見るとき音がしてるわけでもありません。
これらは動きの様態や状態を文字化しているだけで、こちらが擬態語になります。
聞こえてくる音を文字化したもの → 擬音語
動きの様態や状態を文字化したもの(音はなし) → 擬態語