6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

リンガ・フランカとは?

リンガ・フランカ(lingua franca)

 リンガ・フランカ(lingua franca)とは、「母語が異なる人々がコミュニケーションをとるときに習慣的に使われる言語」(岩田ら 2022: 57)のことです。共通語とも呼ばれます。現在では英語がリンガ・フランカとしての役割を担うようになりました。その理由として、アメリカが世界で最も強い影響力を持ち、さらに世界各地で英語の変種が生じていることが挙げられます。地中海沿岸で貿易通商や外交に用いられていた古代ギリシャ語、ラテン語もかつてのリンガ・フランカにあたります。

参考文献

 岩田祐子・重光由加・村田泰美(2022)『改訂版 社会言語学—基本からディスコース分析まで』30-34,57頁.ひつじ書房




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