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平成25年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(11)解説

平成25年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(11)解説

(11)「ほど」の用法

 「ほど」は4つの用法があります。

 ①量がそれに近い (友だちと3時間ほど電話で喋ってた。)
 ②程度 (外食するほどの金銭的な余裕はない。)
 ③比較 (今年の冬は去年の冬ほど寒くはない。)
 ④比例の変化 (考えれば考えるほど訳が分からなくなる。)

 1 程度を表す「ほど」
 2 程度を表す「ほど」
 3 程度を表す「ほど」
 4 程度を表す「ほど」
 5 量がそれに近いことを表す「ほど」で、「約」に置き換えられます

 選択肢1~4は程度を表すもの。比喩的な使い方をするのが特徴です。選択肢5はだいたいそれくらいの数量であることを表す用法。これは「約~」に言い換えられます。「約」に言い換えられるかどうかはこの問題の答えを見つける良いやり方です。

 だから答えは5です。

 参考:【N4文法】~ほど(程)




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