日本語Q&A
質問者さん(中国)
「短気」と「せっかち」の違いは何ですか?
管理人
「短気」は状況が思い通りに進まなくてイライラすること。感情的になるのがポイント。
「せっかち」は状況が思い通りに進まなくて急ぐこと。時間効率を求めているのがポイント。
「せっかち」は状況が思い通りに進まなくて急ぐこと。時間効率を求めているのがポイント。
「短気」と「せっかち」
「短気」も「せっかち」も状況が思い通りに進まないことが我慢できないという共通点がありますが、我慢できないことによってどのような状態になるのかが異なります。
「短気」は我慢できなくてイライラし、キレやすいという特徴があります。怒りの沸点が低いという否定的なニュアンスで用い、よく性格上の欠点として挙げられます。
「せっかち」は我慢できないから何もしないではいられなくなり、待つこともゆっくりすることもできなくて物事の進行を急ぐという特徴があります。「短気」とは違ってキレるとは限りません。否定的に使われることは多いにしても、文脈によっては仕事が早いだとか行動力があるといった肯定的な意味で使うこともできます。
| 短気 | せっかち | |
|---|---|---|
| 状態 | 我慢できなくてイライラ | 我慢できなくて急ぐ |
| 重視するところ | 感情が満たされるかどうか | 時間が効率的かどうか |
| 評価 | 否定的、性格上の欠点 | 否定的とも限らない |
例えば、レジの進みが遅い場合には、短気な人はイライラして怒ったり文句を言いますが、せっかちな人は早く通過できそうな別のレジに移動したりするような行動をとるイメージです。なかなかエレベーターが来ない場合では、短気な人はあいかわらずイライラして怒るかもしれませんが、せっかちならボタン連打したり、階段を使うかもしれません。
(1)a 上司は部下のミスにすぐ腹を立てる短気な性格だ。
b 上司は部下のミスにすぐ腹を立てるせっかちな性格だ。
ただ、怒るか怒らないかという境界線は実はそんなにはっきりしていないです。以下のような文脈では、(1a)だけが許容できる人もいれば、どちらも許容できる人もいるかもしれません。なぜなら「短気」と「せっかち」は一個人の中に同時に存在できる性分だからです。

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