6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

【練習問題】(934)動きの様態を表す「で」

【練習問題】(934)動きの様態を表す「で」

述語の動きの様態を表す「で」の例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 裸足学校まで走る夢を見た。
 2 鼻水を人差し指ぬぐった。
 3 寝不足とストレス食欲がない。
 4 彼は映像業界の最前線活躍している。











解説

 様態とは、その動きはどのような状態で、どのようなあり方で行われたかのことです。

 1 裸足学校まで走る夢を見た。     (述語「走る」の様態)
 2 鼻水を人差し指ぬぐった。      (述語「ぬぐう」の手段・道具)
 3 寝不足とストレス食欲がない。    (述語「ない」の起因・根拠)
 4 彼は映像業界の最前線活躍している。 (述語「活躍する」の場所)

 1は「走る」がどのような状態で行われたのかを、「裸足で」が表しています。だからこの「で」は様態の「で」。

 したがって答えは1です。




コメント

コメントする