【練習問題】(614)「~べきだ」の用法
「~べきだ」に関する記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 サ変動詞に接続する場合は、他の接続にはない例外が見られる。
2 動詞の非過去形だけでなく、過去形にも接続できる。
3 否定形では一般的に「べきだ」の前に否定形がくる。
4 「べき」に名詞は後接できない。
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解説
選択肢1
「行くべき」「寝るべき」「帰るべき」のように、普通辞書形に接続します。
ただし、サ変動詞「する」に接続するときは「するべき」もありますが、「すべき」という言い方もあります。
これが例外です。
選択肢2
「べき」は非過去形に接続します。「したべき」のように過去形に接続することはできません。
選択肢3
否定形にする場合は、「行くべきではない」のように「べき」の後ろで否定します。
「行かないべきではない」と「べき」の前で否定するのは普通ではありません。(意味は伝わりますけど)
選択肢4
「やるべきこと」「やるべき仕事」のように名詞に繋げることもできます。
したがって答えは1です。
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