【練習問題】(412)コミュニケーション・ストラテジー
コミュニケーション・ストラテジーの例として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 学習者が学習者自身の情意的側面をコントロールし、否定的な感情を克服する。
2 自信のない表現を使わず、使い慣れた表現を用いる。
3 言語能力の不足による沈黙を身体動作を用いて乗り切る。
4 言えない表現を学習者自身が作り出した語で伝えようとする。
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解説
コミュニケーション上の問題が生じた時に、それを切り抜ける戦略をコミュニケーション・ストラテジーと言います。
言い換え | 言えない表現を本来正しくないけど似ている表現で表したり、作り出した語で表したり、特徴や要素を描写して表すこと。 |
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借用 | 言えない単語や文全体を母語や他の言語を使って表すこと。(意識的転移) |
援助の要請 | 言えない表現を質問して教えてもらうこと。 |
身振りの使用 | 身振り手振りなどの非言語手段を用いること。 |
回避 | 使い慣れない形式や自信のない形式を使わないようにすること。より簡単な自信のある表現を選ぶこと。表現できなくなり、途中で言うのを中断すること。 |
1 学習ストラテジーの情意ストラテジー
2 コミュニケーション・ストラテジーの回避
3 コミュニケーション・ストラテジーの身振りの使用
4 コミュニケーション・ストラテジーの言い換え
したがって答えは1です。
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