【練習問題】(334)取り立て助詞
「限定」を表す取り立て助詞の例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 納豆は嫌いだけど臭豆腐なら好き。
2 君さえいればなにもいらない。
3 今度こそは成功しなければ。
4 私も能動文が作れません。
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解説
取り立て助詞は文中にない情報を暗示する機能を持った助詞です。
累加、対比、限定、極限などの意味を持っています。
1 対比の「なら」
2 極限の「さえ」
3 限定の「こそ」
4 累加の「も」
したがって答えは3です。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
選択肢3の「こそ」は強調ではないですか?
限定は選択肢2の「さえ」と思うのですが。
>三郎さん
この問題を作るにあたり、取り立て助詞の分類とその名称は『現代日本語文法5とりたて・主題』を参考にしております。
「こそ」はその要素が唯一であることを示す限定、「さえ」は同類の要素の中で極端な例を示す「極限」です。