【練習問題】(953)話し言葉と書き言葉
話し言葉と書き言葉に関する記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 書き言葉では助詞の脱落が起こりやすいが、話し言葉では起こりにくい。
2 書き言葉では終助詞が現れやすいが、話し言葉では現れにくい。
3 話し言葉では転訛形が現れにくいが、書き言葉では現れやすい。
4 話し言葉では言いさしが現れやすいが、書き言葉では現れにくい。
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解説
選択肢1
「私(が)学校(に)行ってくる」のように話し言葉では助詞の脱落がよく起こるけど、このような表現は書き言葉では普通用いられないです。この選択肢は間違い。
選択肢2
「学校に行ってくるね」のような終助詞「ね」などは話し言葉で現れやすいです。書き言葉では通常現れません。この選択肢は間違い。
選択肢3
転訛形とは「置いておく」に対する「置いとく」、「やってしまう」に対する「やっちゃう」、「何してるの」に対する「何してんの」などのことです。これらは話し言葉によく現れますが、書き言葉には現れません。この選択肢は間違い。
選択肢4
言いさし表現とは、「ちょっと手伝ってほしいんだけど。」のように接続助詞で言い終わってその後の言葉が省略されてる表現のことです。これは話し言葉でよく現れますが、書き言葉ではあまり現れません。この選択肢が正しいです。
したがって答えは4です。
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