6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

【練習問題】(829)FTA

【練習問題】(829)FTA

ポライトネス理論のFTAに関する記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 相手のフェイスを脅かす可能性のある発話行為
 2 相手のフェイスを脅かす行為に対する責任を逃れようとする行為
 3 相手のフェイスに配慮して積極的に相手に関心を示す発話行為
 4 相手のフェイスに自分のフェイスを近づけていく発話行為











解説

 FTAとは、相手のフェイスを脅かす可能性のある発話行為のことです。だから答えは1です。
 言葉を発する場面では大小さまざまなFTAが存在します。そのFTAをFTAを実行するかどうか、実行するとしてFTAを表に出すか出さないか、表に出すとしてフェイスに配慮するかどうかなど色々考えた作戦練った結果、様々な表現が生まれると考えるのがポライトネス理論です。




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