【練習問題】（782）過剰般化

【練習問題】（782）過剰般化

過剰般化の例として最も適当なものを、次の１～４の中から一つ選べ。
　
　１　本気を出すのを止んでくれませんか。
　２　話が本当に難しいだと思います。
　３　今までにとまた違うパターンです。
　４　この床で落ちてる髪の毛は誰の？

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解説

　言語規則を他にも適用して起きるタイプの誤用を過剰般化と言います。

選択肢１

　他動詞「止める」ではなく、自動詞「止む」を使う誤り。

選択肢２

　イ形容詞「難しい」をナ形容詞や名詞だと勘違いしていて、ナ形容詞や名詞の接続である「～だと」を使う誤り。
　ある言語規則を別の部分にも適用している過剰般化です。

選択肢３

　「今まで」と「今までに」の混同

選択肢４

　「に」と「で」の混同
　「落ちてる」のような存在を表す動詞は、その存在場所に「に」を使います。でも「で」を使ってしまってます。

　したがって答えは２です。