【練習問題】(690)「いる」と「ある」
「いる」と「ある」の使い分けとして「有情物には『いる』、無情物には『ある』を用いる」と教える場合、その例外として注意が必要なものの組み合わせとして最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 「死体」と「ゾンビ」
2 「幽霊」と「宇宙人」
3 「植物」と「鳥類」
4 「人形」と「ロボット」
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解説
「いる」は有生物(有情物)、「ある」は非生物(無情物)という使い分けはよくある説明ですが、多少の例外があります。
例えば「幽霊」は既に死んで生きていないのにも関わらず「幽霊がいる」というように「いる」が用いられます。「幽霊」は自分の意志で動いていたり、人の形をしていたり、心があったりして人らしいと感じやすく有生性が高いようです。
選択肢1
生きていない「死体」には普通「ある」を用います。原則通り。
もう死んだはずの「ゾンビ」には「いる」を用います。例外。
選択肢2
もう死んだはずの「幽霊」には「いる」を用います。例外。
生きている「宇宙人」には普通「いる」を用います。原則通り。
選択肢3
生きている「植物」には普通「ある」を用います。例外。
生きている「鳥類」には普通「いる」を用います。原則通り。
選択肢4
生きていない「人形」には「いる」を用いる人もいるし「ある」を用いる人もいます「いる」を用いた場合は例外。
生きていない「ロボット」には普通「いる」を用います。例外。
したがって答えは4です。
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