【練習問題】(36)アクセントの弁別機能
アクセントによって語の意味が弁別されていない例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 「春」と「貼る」
2 「早い」と「速い」
3 「暑い」と「厚い」
4 「知る」と「汁」
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解説
選択肢1
「春」のアクセントは「高低」、「貼る」は「低高」。
アクセントが違うので意味が変わっています。アクセントの弁別機能が働いている例です。
選択肢2
「早い」も「速い」もアクセントは「低高低」です。
同じアクセントなので、聞いただけではどちらなのか分かりません。
選択肢3
「暑い」は「低高低」、「厚い」は「低高高」。
アクセントが違うので意味が変わっています。アクセントの弁別機能が働いている例です。
選択肢4
「知る」は「低高」、「汁」は「高低」。
アクセントが違うので意味が変わっています。アクセントの弁別機能が働いている例です。
したがって答えは2です。
コメント
コメント一覧 (1件)
いつもお世話になっております。先週、WEB講座に申し込み、学習を始めた者です。過去問解説、練習問題など、大変役立つ内容となっており、助かっています。
「【練習問題】(36)アクセントの弁別機能」のページにあります、「参考:日本語のアクセントの特徴や規則性について」のリンクが切れていて参照できない状態となっていましたので、お知らせします。できましたら、正しいリンク先をお教え頂きたく、宜しくお願い致します。