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平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題4解説

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平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題4解説

問1 オーラル・メソッド

 パーマーが開発した教授法といえばオーラル・メソッド

 1 フォネティック・メソッド
 2 サイコロジカル・メソッド(別名:グアン式教授法
 3 オーラル・メソッド
 4 ナチュラル・メソッドは幼児の母語習得過程を参考にした教授法全般を指します

 答えは3です。

問2 全身反応教授法

 1 SAPLは学習者主導の授業で自ら学ぶ力を育てる学習法
 2 TPR幼児の母語習得過程を参考にし、教師の命令に体を動かして反応し言語習得させようとする教授法
 3 CLLはカウンセリング理論を応用して開発された教授法
 4 VT法は言聴聴覚論に理論的根拠を置く音声指導法

 答えは2です。

問3 サジェストペディア

 サジェストペディアは、学習者の緊張や不安を取り除いた状態が言語習得を促進させるという考え方に基づき、教室にはゆったりできる空間を作り、学習者をくつろげる豪華な椅子に座らせ、クラシック音楽を聞かせて授業を行うのが特徴です。

 1 「緊張や不安を取り除き」がキーワード。これが答え
 2 ???
 3 アーミー・メソッドの記述
 4 ???

 答えは1です。

問4 オーディオ・リンガル・メソッド

 オーディオ・リンガル・メソッドはアメリカの構造主義言語学(Structural Linguistics)と行動主義心理学(behaviorist psychology)に論理的基盤を置き、”刺激に対して自然かつ自動的に反応する習慣を形成する過程”が言語習得であると考えます。よって機械的な練習(パターン・プラクティスなど)をたくさん行って習慣を形成させようとします。

選択肢1

 教師のモデル発話を真似して復唱する練習はオーディオ・リンガル・メソッドでよく用いられます。初級でも正確な発音や流暢さが求められるのが特徴。この選択肢は適当。

選択肢2

 オーディオ・リンガル・メソッドは四技能のうち、特に口頭能力を重視しています。この選択肢は間違い。

選択肢3

 オーディオ・リンガル・メソッドではパターン・プラクティスで教師のキュー(刺激)と学習者の反応を繰り返す練習を行い、習慣形成を促します。この選択肢は適当。

選択肢4

 オーディオ・リンガル・メソッドははじめから文法や音声を正確に産出することを求められます。この選択肢は適当。

 答えは2です。

問5 コミュニカティブ・アプローチ

 ウィルキンスが提唱したシラバスといえば概念・機能シラバス(Notional-Functional Syllabus)。このシラバスは概念(動作の開始、継続、頻度、順序、空間等)と言語の伝達機能(依頼、受諾、要求、拒否、感謝等)から整理されたシラバスで、コミュニケーション能力の獲得を目的としています。

 1 場面シラバス
 2 「読む」に焦点を当てた技能シラバス
 3 言語の機能に焦点を当てた機能シラバス
 4 話題シラバス

 選択肢3は機能シラバスの項目例です。これをコミュニケーション場面に組み込んだ授業をするとコミュニカティブ・アプローチになります。
 答えは3です。




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