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平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(12)解説

平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(12)解説

(12)逆接条件の表現

 こういう条件文の問題が出たら、2つの観点から条件文を見て見ましょう。

 ①順接か逆接か
 ②仮定か事実か

 ①について、「雨が降ったので行かない」みたいに「雨が降った」という事態から通常期待される内容「行かない」につながるような文を順接と言います。逆に「雨が降ったけど行く」のように期待される内容につながらない文を逆接と言います。逆接の場合は「しかし」が入れられるのが特徴で、「雨が降った。しかし行く」みたいに言い換えられます。
 この問題、各選択肢は全て「しかし」が入るので逆接条件のようです。

 ①では答えを絞れないので、②を見てみましょう。
 「雨が降ったら行かない」のように、「雨が降る」という事態がまだ起こっていない条件文は仮定条件と言います。「雨が降ったけど行く」のように「雨が降る」という事態がすでに起こっている条件文は事実条件と言います。では各選択肢が仮定条件か事実条件か調べましょう。

 1 前件がまだ起きていない(仮定)
 2 前件がまだ起きていない(仮定)
 3 前件が既に実現(事実)
 4 前件がまだ起きていない(仮定)
 5 前件がまだ起きていない(仮定)

 したがって答えは3です。




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