平成25年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題8解説

目次

平成25年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題8解説

問1 CAIによるプログラム学習

 CAI)(Computer Assisted Instruction)とは、コンピュータを用いて行う教育のことです。

 選択肢1に「コンピュータを用いた」とあります。
 答えは1です。

問2 e-learning

 e-learning はパソコンを利用して、リアルタイムで授業します。
 一方CAIはリアルタイムの授業ではなく、元々用意していた教材をパソコンで再生して授業します。

 1 e-learningでは音声、映像、画像などの教材を複合的に利用するので、教材の開発、管理は非常に難しいです。一方CAIはもっと簡易的。
 2 CAIはパソコンを使っているとはいえ、オンラインではないので教育の幅がそれほど。e-learningになってからネットワークを使い、それによって色々な教材を利用できるようになったので教育の幅が広がっています。
 3 CAIはオンラインではありませんので双方向のコミュニケーションができませんが、e-learningはできます。
 4 CAIもe-learningも、音声、映像、画像などのマルチメディアを使います。これが正しいです。

 答えは4です。

問3 時点に相手と確認しておくべき点

 1 日本文化とよく利用するウェブサイトには関係ありません。
 2 ネットを介したリアルタイムのインタビューでは、時差は気にしなければいけません。
 3 ネットを介すので、接続環境の確認は必要です。
 4 ネットを介すので、ネットワークに繋がらない際の対応は考えておくべきです。

 答えは1です。

問4 e-learningのメリット

 1 歌舞伎をみたわけではなく、歌舞伎の写真をアップできなくて残念だったと言っているだけです。
 2 e-learningにはコメント機能があるので、それを肯定的に捉える意見として適当です。
 3 e-learningではオンラインで日本人と話せるので、それを肯定的に捉える意見として適当です。
 4 e-learningを使えば日本人と話せますから、これも肯定的に捉える意見として適当です。

 答えは1です。

問5 著作権法

 『学校における教育活動と著作権』(魚拓)にはこう書かれています。

 答えは4です。

 




コメント

コメントする

目次