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平成25年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題15解説

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平成25年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題15解説

問1 南方派遣日本語教育要員が派遣された国・地域

 『国際交流基金 – フィリピン(2016年度)』には次のような記述があります。(2024/10/04現在見られません)

 戦時中に南方諸地域へ派遣された日本語教師によるものが始まりで、フィリピンでは、約150名の教師が日本語教育に従事し、公用語としての日本語教育を軍政の一環として推進した。

 答えは2です。

問2 南洋群島

 『国際交流基金 – パラオ(2017年度)』にはこう書かれています。(2024/10/04現在見られません)

 第一次世界大戦後、パラオは国際連盟の委任統治領として、第二次世界大戦終了まで約30年にわたって日本によって統治された。この間、日本は教育を統治の大きな柱とし、全てのパラオ人児童に義務教育を課して日本語による教育を施した。

 答えは4です。

問3 パラオ

 問2と同じく『国際交流基金 – パラオ(2017年度)』を参照すると…

 1 パラオ語となっている日本語の単語も数多くある。
 2 高齢者(概ね80歳以上)の中には、今も流暢な日本語を話す者も多い。
 3 年配者の中には、NHKの国際放送を視聴する者も見られる。
 4 そのような記述はありません。

 答えは4です。

問4 在日フィリピン人

 2008年9月15日に起きたリーマンショックの前と後でフィリピンとブラジルの外国人登録者を比較してみます。リーマンショックが起こる前の2007年、起きた年の2008年、起きた翌年の2009年の数字は以下です。データは『在留外国人統計(旧登録外国人統計) 登録外国人統計 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口』の2007年、2008年、2009年のページにある『国籍(出身地)別在留資格(在留目的)別外国人登録者」を参照しました。

2007 2008 2009
ブラジル 316,967 312,582 267,456
フィリピン 202,592 210,617 211,716

 2008年に起きたリーマンショック後、在日ブラジル人は減少していますが、フィリピン人はすこし増えてます。
 答えは3です。

問5 フィリピンにおける現在の日本語教育

 『国際交流基金 – フィリピン(2014年度)』にはこう書かれています。(2024/10/04現在見られません)

 2009年、フィリピン教育省が日本語・スペイン語・フランス語を試験的に外国語選択科目としてフィリピンの公立高校で実施することを正式に発表

 答えは2です。

 




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