6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

平成23年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(6)解説

平成23年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(6)解説

(6)形容詞連用形の働き

 あまり自信はないのですが…

 1 ✕「考える」内容が「真剣に」
 2 〇「聞こえる」内容が「柔らかい」
 3 〇「見える」内容が「若い」
 4 〇「思われる」内容が「不思議」
 5 〇「感じる」内容が「涼しい」

 選択肢2~5には知覚動詞というか認識動詞というか、その類の動詞が述語にあります。これら動詞が表す知覚、認識の内容が下線部の形容詞連用形だと解釈できます。選択肢1はそのような解釈ができません。
 だから答えは1です。

 これらの形容詞連用形は文中で副詞的成分として機能していますが、選択肢1の「真剣に」のような副詞的成分には名前があるのかちょっと勉強不足で分かっていません。選択肢2~5も同じです。




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