冰糖葫芦は大人気があります?

 先日の2年生の作文、テーマは「おすすめ」で、自分自身何かおすすめできるものについて300文字くらい書いてもらいました。そこである学生が冰糖葫芦(bīng táng hú lu)という北京の食べ物を紹介していました。

 ↑の写真のように街中で普通に売られていて、日本の縁日で見るりんご飴に近く、それが串刺しになっているようなものを指します。一番有名なのはイチゴですが、マスカットとかミカンとかいろんな種類があって、その表面が透明の砂糖でコーティングされてます。「葫芦」はひょうたんという意味で、串刺しになっている様子がひょうたんのその形状に似てることからこう名付けられてます。

 それはそうとして… その作文の中には「今はも大人気があります」という誤用が見られました。「人気があります」とは言えても、「大人気があります」とは言えない。不思議です…

 (1)a 彼(に)は人気があります。
    b 彼は人気です。
 (2)a彼(に)は大人気があります。
    b 彼は大人気です。

 「人気」は所有構文の所有物になるのに、「大人気」は所有物にならない。つまり、同じく所有を表す「の」を用いて「名詞+の+人気」は言えるけど、「名詞+の+大人気」は言いにくいんだろうと思います。確かに「彼の人気は本物だ」とは言えるけど、「彼の大人気は本物だ」はちょっと変な感じがする。否定形でも同じですね。「大人気」みたいに接頭辞「大~」をつけると名詞だけど形容詞っぽくなって所有物になれないのかも?




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