「1時間弱」「1時間強」って何分のこと?

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日本語Q&A

質問者さん
(中国)

1時間弱」「1時間強」ってだいたい何分のことを指すんですか?

管理人

1時間弱は50分、1時間強は70分くらいを指します。

「弱」はそれよりちょっと小さい、「強」はそれよりちょっと大きい

 「弱」はそれよりちょっと小さく、「強」はそれよりちょっと大きいことを表します。だから1時間弱というと1時間よりもちょっと少ないくらいのおよそ50分くらいを、1時間強というと70分くらいを指すのが一般的です。この50分や70分も主観的で、必ず50分、70分というものではなく、話し手と聞き手双方の了解でなんとなーく決まるものとして考えてください。

 ただし、日本語母語話者の中には1時間弱を「70分程度」、1時間強を「90分~100分程度」と思っている人も2割ほどいます(私調べ 2022/08/22)。もし重要な用事で時間の理解をしっかりすり合わせたい場合は、弱や強ではなく直接「〇分」と言ったほうが誤解がなくて済みます。

地震の震度にも「弱」「強」を使う

震度階級 計測震度 感覚
0.5未満 人は揺れを感じない。
0.5以上1.5未満 屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。
1.5以上2.5未満 屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。
2.5以上3.5未満 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。
3.5以上4.5未満 かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
5弱 4.5以上5.0未満 多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。
5強 5.0以上5.5未満 非常な恐怖を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる。
6弱 5.5以上6.0未満 立っていることが困難になる。
6強 6.0以上6.5未満 立っていることができず、はわないと動くことができない。
6.5以上 揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。

 参考:「気象庁震度階の変遷と震度階級関連解説表の比較」 気象庁震度階級関連解説表

 5弱は5よりも少し小さいくらいと解釈されますので、気象庁の基準でも4.5以上5.0未満と5よりも少し小さいくらいの値が設定されています。




コメント

コメント一覧 (1件)

  • 興味深いです。
    私は漢字の読み方を間違えていることが多いです。
    子供の頃、勉強しない割に読書が好きだったので、我流で読み進めていった結果だと思います。
    間違って覚えて、長年使っていたものを修正するのは難しいですね。

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