【練習問題】(649)同一主体
主節と従属節が同一主体について述べている文の例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 台風が来ているというのに、なんで休講にならないんだ。
2 大人びた顔をしているが、その中に純粋であどけない雰囲気がある。
3 ここまで逃げ切ったものの、残された人達が心配だ。
4 お気に入りのラーメン屋だったのに、もう食べられない。
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解説
1 台風 - 学校の授業
2 彼(彼女)- 彼(彼女)
3 私 - 残された人達
4 この店 - 私
したがって答えは2です。
コメント
コメント一覧 (3件)
高橋先生、いつもお世話になりありがとうございます。私は、次のように考えて選択肢3を選んだのですが、選択肢2を「彼」/「話者」、選択肢3を「話者」/「話者」というふうに考えることはできないでしょうか。「残された人達が心配だ」と思っているのは、それを発話している人ではないかと思ったのですが、いかがでしょうか。
2(太郎は)大人びた顔をしている。(しかし、)(私は彼に)純粋であどけない雰囲気を感じる。
3(私は)ここまで逃げ切った。(しかし、)(私は)残された人達が心配だ[=残された人達のことを心配している]。
>タルロさん
あっ、本当ですね… ご指摘ありがとうございます。
述語「感じられる」の動作主は私か私たちですね。一致するように作り直します。
こういった間違いも多々あるかと思いますので、お気づきの点ありましたらコメントください。
度々ありがとうございます。
高橋先生、こんばんは。いつもお忙しいところご回答くださり、ありがとうございます。この数日高橋先生の練習問題を問1から始めて、今日すべて解きおわりました。週末の試験に備えて、大変ありがたく活用させて頂きました。本当にありがとうざいましたm(_ _)m