6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

【練習問題】(20)五段活用の不規則な動詞

【練習問題】(20)五段活用の不規則な動詞

五段活用の動詞に関して、原則的な活用の仕方に従わない語として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 鳴る
 2 ある
 3 暮らす
 4 事故る











解説

 動詞の活用とあるので、色々な活用をさせてみるといいです。ここではナイ形で試してみるのがいい感じ。
 
 1 鳴る(nar-u)  → 鳴らない(nar-anai)
 2 ある(ar-u)   → あらない(ar-anai) ※
 3 暮らす(kuras-u) → 暮らさない(kuras-anai)
 4 事故る(jikor-u) → 事故らない(jikor-anai)

 五段動詞はナイ形にすると「-anai」が現れます。これは大原則です。
 この原則に従えば五段動詞「ある」は「あらない」になるはずなんですけど、そうは言わず「ない」になります。
 これが原則的な活用の仕方に従わない例外です。「ある」は教えるとき注意。

 答えは2です。




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