【敬語練習問題】(98)複数の意味を持つ謙譲語Ⅱ
複数の意味を持つ謙譲語Ⅱの例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 おっしゃる
2 存じる
3 差し上げる
4 伺う
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解説
選択肢1
「おっしゃる」は「言う」の意味しかなく、しかも尊敬語なので間違い。
選択肢2
「存じる」は「思う」「考える」「知る」などの意味を持っています。
「失礼だとは存じますが」のような文脈では「思う」「考える」の意ですが、「存じません」は「知る」の意で用いられています。
選択肢3
「差し上げる」は「あげる」の意味だけ。しかも謙譲語Ⅰなので間違い。
選択肢4
「伺う」は「訪ねる」「聞く」の意味があるのでそれだけでは意味が特定できませんが、これは謙譲語Ⅱじゃなくて謙譲語Ⅰだからこの選択肢は間違い。
答えは2です。
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