【敬語練習問題】(76)謙譲語Ⅰを用いる場面
謙譲語Ⅰを用いることができる場面の例として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 これから先生の研究室に訪れる場合
2 飲み会でビールを注いであげる場合
3 土地勘がない人に道を教える場合
4 歌声が綺麗であることを褒める場合
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解説
謙譲語Ⅰは自分から相手に向かう行為に使うものなので、それが自分の行為かどうかを見てみましょう。
選択肢1
「訪れる」は自分から相手に向かう行為なので「研究室にお伺いします」「研究室にお訪ねします」などと謙譲語Ⅰが使えます。
選択肢2
「注ぐ(つぐ)」は自分から相手に向かう行為なので「ビールをお注ぎします」などと謙譲語Ⅰが使えます、
選択肢3
「教える」は自分から相手に向かう行為なので「お教えします」などと謙譲語Ⅰが使えます。
選択肢4
相手の歌声は相手のものなので、「お声が綺麗」などと尊敬語を使います。自分の行為やものではないから謙譲語Ⅰは使えません。
答えは4です。
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