【敬語練習問題】(31)謙譲語Ⅰ
謙譲語Ⅰの例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 心行くまでお楽しみください。
2 ご返信ありがとうございます。
3 心からお喜び申し上げます。
4 お忙しいところ失礼いたします。
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解説
選択肢1
「楽しむ」は相手の行為なので、「お楽しみください」は尊敬語。
「お~くださる」は尊敬語の形式です。
選択肢2
「返信」は相手の行為なので、「ご返信」は尊敬語。
選択肢3
「お~申し上げる」は謙譲語Ⅰの形式で、「喜ぶ」に接続して「お喜び申し上げる」となっています。
「喜ぶ」は自分から相手に向かう行為です。
選択肢4
「忙しい」は相手の状態なので「お忙しい」は尊敬語、「失礼する」は自分の行為だけど相手に向かう行為ではないので謙譲語Ⅱです。
※「いたす」は謙譲語Ⅱ
この文には謙譲語Ⅰはありません。
答えは3です。
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