ここは私が毎晩学生と会話している外国語学院5階の廊下です。
廊下にはテーブルとイスが置かれているのでわりと快適です。教室の中まで声は届きませんから、遠慮することなく盛り上がることができます。

今日はなんと1年生との会話がありました。
1年生にとっては日本語を勉強し始めてまだ3ヶ月経っていません。この時点の学生と面と向かって会話したことはこの4年間ありませんでした。理由としては、会話できる基礎ができていないと判断してのことです。
でも今日、その考えが完全に変わりました。
先週自発的に私に連絡し会話の予約をしただけあって、その日本語の運用能力はなかなかのものでした。私も手加減したものの、それでも私の予想を遥かに超える能力を見せてくれました。
本来会話は学生2人以下で行われるのですが、1年生ということもあって3人まで許しました。結果的にこれが功を奏したのだと思います。
2人だと何か言葉に詰まった時に気まずくなりやすいですし、一人が言葉を調べているとき、もう一人は私と一対一になってしまいます。しかし3人ではこのようなことがありません。
1時間難なく話すことができました。教科書も持ってくるという気合の入れようで、あのくらい準備をしてくれるのであれば私も非常に楽です。
その3人のうち2人は授業中あまり積極的に話さないので気にしていなかったのですが、いざ会話をしてみると驚きです。本当に毎日ちゃんと日本語を勉強しているのだとすぐ分かりました。
今日は初心を思い出すことができました。
会話は授業では知ることのできない学生の新しい一面を垣間見ることができる。
きっと3年前の私もそう書いていたはずです。
「まだ早いだろうな」と勝手に考えて学生のチャンスを潰していたのは私の方だったのかもしれません。

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