中国には「996」ということばがあります。最初の2つの9は、朝9時から夜9時までという意味で、最後の6は週6日を表します。つまり、朝9時から夜9時までを週6日間繰り返す勤務スタイルで、休みがなくて、残業もあることを批判的に捉えたことばです。
妻の友人や知り合いの話を聞いても、実際に996のような仕事をしている人はいないので、どの業界がこのような勤務体系をとっているのかよく分からなかったんですけど、この間、ご飯を食べにレストランに行ったとき、店の入り口にこのような求人情報が貼られていました。

アルバイトは1時間26~30元(600~700円)、ホールとキッチンは5300~6900元(約12~16万円)、店長は7000~9000元(16~20万円)くらいでした。ただし、【待遇】のところに書かれている内容には、月の休みが4日間であることが書かれています。4日というと… 1か月に週末が4回来るとして、それでも土日のどちらかは出勤しないといけないので、996のうち、6の条件は満たしています。
このお店があるのは五道口で、このあたりで部屋をまるまる借りようと思ったら最低でも1か月1万元以上します。店長の上限の9000元ではこのあたりにはそもそも住めないので、もし住むならシェアハウスか、あるいはここから地下鉄で郊外に行ったところの家賃が低いところに住んだり、ということが考えられます。北京の家賃が高いことから、シェアハウス自体はかなり普通です。学校の食堂で働いている30~50代の人たちも近くにシェアハウスで住んでいますし、妻の友達や知り合いでもそういう住み方をしている人もいっぱいいます。たぶんそうして仕事をしているのだと思います。
私は日本の都市部にすら住んだことがないので比較もできないですけど、たぶん東京でも同じようなことになってるはずですよね。
コメント