今日帰り道の途中、ある木の上からゴソゴソと音がしていました。
明らかに何かがいるような音だったので近づいてみたら、突然上から何かが落ちてきました。
見たところ両手に乗るくらいの黒い子猫、木登りして遊んでたんでしょうね。
撫でてあげようとすぐ手を伸ばしたところ、一目散に逃げていっちゃいました。
車の下に隠れてるところを覗くと、その隣に大きめのまた違う猫。親子です。
親がいるならと思い、安心して帰りました。
この中国の何気ない、いつも通りの日常です。

中国では野良犬、野良猫がそこら中にいます。私たち日本人から見ると、その数は想像を絶する数です。
遭遇率で言えば日本の数十倍でしょう。
なぜこんなに増えてしまったのか。
行政にも問題があるとは思いますが、最も大きいのは食糧だと思います。
彼らの主な食糧はその日ゴミ捨て場に投げ捨てられたゴミ、そして店から廃棄されたその日一日分の残飯。
日本とは違い、何曜何時きっかりにゴミが回収されるとかそういう細かいルールはありません。
また、その日の営業が終わると近くの排水溝に残飯を投げ捨てる様子もよく見ます。
しっかり見れば分かりますが、不思議とガリガリの犬や猫はほぼ見かけません。
それをあさるのが日課になっており、探せば探すだけ食べ物が得られるというわけです。
幸いと言ってもいいのか分かりませんが、実はこのような状況が逆に野良犬、野良猫たちの生命活動を支えている側面があります。
待っていてば24時間以内に食べられるものが届くので、自分で何か狩りをしたりということも少ないはずです。
そのため多くの個体は幾分か野生を失っていて、妙に人慣れし過ぎています。
中国では何気ない光景として誰も気にしませんが、人と動物で利害が一致し、都市型の動物として独自に進化しているんですね。

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